
こんにちは!年を重ねるにつれて、花の美しさを感じるようになってきたあしゅまろです。
突然ですが、春になると道端でこんな花をみかけませんか?
実は、あしゅまろの家の近くにも大量発生しているんです。
先日、茨城県にあるひたち海浜公園に行った時も青い絨毯のようなネモフィラの中に大量のオレンジの花が咲いていました。
一体彼は何者なのか。
そしてどこから来たのか。
謎を解明していきましょう!!
君の名は?
いつだか流行った映画風に聞いてみましょう。(見てないけどね)
ちなみに漢字で書くと
「長実雛芥子」
と書くようです。
ポピーと似てるけど別物?
ポピーの和名は「ヒナゲシ」と言います。
一般的にはケシ科の植物の総称として
「ポピー」
と呼ばれるそうです。
なので、おおまかにいえば
「ポピー」で
厳密に言えば
「別物」
という認識でいいと思います。
ナガミヒナゲシはとてつもない繁殖力
ナガミヒナゲシは日本で最初に東京都の世田谷区で見つかりました。
それが今では全国各地で広がりを見せているようです。
種子がめちゃくちゃ多い事が原因だそうですが、なんと1株から多いと、20万粒もの種子を生産するようです。

ちなみに寒さにはあまり強くないようで、北海道などでは数は少ないようです。
ナガミヒナゲシは本当に悪者?
ナガミヒナゲシは巷では
「危険外来種」
とか
「特定外来生物」
と、言われているようですが、実際にはそんなことはないようです。
そもそも、危険外来種という言葉自体ないようですし、今現在は特定外来生物にも指定はされていないようですね。
大量に発生することによってほかの植物に日光が当たらなかったりすることからこんな噂が広がったようです。
実際には他の植物への影響がないとも言い切れないので、将来的には特定外来生物に指定される可能性もあります。
特定外来生物とは?
「特定外来生物」とは、外来生物(海外起源の外来種)であって、生態系、人の生命・身体、農林水産業へ被害を及ぼすもの、又は及ぼすおそれがあるものの中から指定されます。
特定外来生物は、生きているものに限られ、個体だけではなく、卵、種子、器官なども含まれます。引用元:日本の外来種対策

なんだかかわいそう。
まとめ
ナガミヒナゲシについて理解は深まったでしょうか。
ナガミヒナゲシだって生きています。
見かけた時はあまり煙たがるのも良くないかもしれませんね。
以上あしゅまろでした。